UnsplashのAliis Sinisaluが撮影した写真
データ分析に関する責任者を募集!なんて求人があり時給も3000~5000円という条件だったので応募してみることにした。どういうデータを分析したいのか知りたいという好奇心も手伝ったのですが、担当者に話を聞いてみるとその仕事に就くためにはリストにもとづいて見込み客にアプローチする電話を50時間しなければならないとのこと。マニュアルらしいマニュアルもなく携帯電話が貸与されての在宅勤務。その場合の時給は1200円。コールセンターでマニュアルや支援システムが完備されている環境ならともかく丸腰でアポ取りはかなりハードルが高いでしょう。職場にかかってくる電話で聞いたこともない会社名だったらそうそう愛想よくなんてしてもらえません。かなりの頻度で罵声も浴びることでしょう。
早い話が「蒔き餌」ですよね。人員を確保するために好条件を餌に求人広告出して実際にやらせる業務は低賃金で神経をすり減らす業務。特に若い人たちはこういう人材使い捨ての会社にしがみついてはいけません。条件が違うなとか思ったらすぐに辞退すべきです。目の前の千円札を拾おうとするから何十年たっても賃金は上がらないのです。「時給1500円以下では働かないからね!党」でも作って選挙に出ようかな。流通やサービス業などの経営者たちに打つカンフルとしては間違いなくよく効くと思います。
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