台風接近時、松山市民が口にする一言「石鎚山が守ってくれるけん、大丈夫」

Image by Kanenori from Pixabay

松山市に移住してきて4年を過ぎましたが、大型台風や爆弾低気圧が接近しようとも松山市民は冷静です。ネットやテレビの接近情報を見るたびに「…大丈夫ですかねえ?」と探りを入れるように話しかけてもそわそわした様子もなく平然としています。そしてそうした心配を口にするたびに返ってくる言葉は皆、同じなのです!
「石鎚山が守ってくれるけん、大丈夫」
日本七霊山の一つ、西日本最高峰1982メートルの石鎚山に対する松山市民の信頼感は信仰に近いものがあります。
そして確かに色んなコースで侵入してくる台風が接近してきても大きな被害が出ることはありません。せいぜい夜中にごうごう大きな風の音がしているな、というぐらいのものです。
GoogleEarthで見てみると石鎚山は松山市の南から東にかけて連なった壁状の山系なので松山市を台風の南ないし南東方向からの強い雨風から守っているのではないかと推測されます。こうした地形的なメリットもあって、広島や呉などの軍関連工場、港湾設備を守る航空隊の基地、松山飛行場が置かれたのでしょう。
私ももう少し伊予弁が身についてきたら多分同じように言うと思います。
「石鎚山が守ってくれるけん、大丈夫」

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