スピーカーの高音の濁りを六角ナットで解消!

久しぶりにアンプを買い替えました。今までKENWOODのR-SA7というアンプを使っていたのですがR-SG7という2世代新しいアンプをフリマで購入しました。以前のアンプより立ち上がりから音質が良く音像も鮮明になったように思います。坂本龍一の『CODA』というピアノアルバムをかけていたのですが、『戦場のメリークリスマス』あたりは問題なかったのですが、ピアノの高音部の打音が連続するとどうも濁ったような音で落ち着きません。スピーカーはYAMAHAの3ウェイのブックシェルフタイプのものですが、オーク材のキャビネットとの間に5センチメートル角くらいの木柱をインシュレーター替わりに使っていたのですが、これを金属にすると改善するように思いました。もちろんオーディオメーカーからは金属のインシュレーターが販売されていますが、これを左右揃えるとなるとCDアルバム一枚買えるくらいの金額になります。

昔は十円玉などの硬貨でも十分効果はある(ダジャレではありません)という話を聞いたこともありましたので近所のDCMホームセンターに行き、ねじやボルトのコーナーを見ていると一番大きな六角ナットが10個入りで250円(税込)で売っていました。直径が約20ミリメートル、高さ8ミリメートルですからこれを左右のスピーカーにそれぞれ4本足のように並べて置けばおそらく高音域もきれいに出るはずと、2個あまりますが買ってきました。
さっそくスピーカーの下に六角ナットを正方形に並べ元通りにスピーカーを置いて『CODA』を聴いてみると、ピアノの高音が連続する部分がきれいに響きます。というか、全体的に音の粒度が細かくなり繊細な響きを楽しめるようになりました。
わずか250円の投資でこうも音が変わるとは…
ちょっと宮甚商店のおじさんになったような気分を味わえました。

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